日本では使用量が少ないピルの実態

ピルを服用できない人もいる

経口避妊薬としてのピルは、名前は知っていてもまだ使ったことがないという女性が多いのではないでしょうか。
世界中の女性がピルを使用している中、日本ではまだ誤解や偏見もあり、避妊薬として使用している人はそれほど多くはありません。
ピルには、女性ホルモンであるプロゲステロンとエストロゲンが含まれています。
これらの女性ホルモンによって、体内のホルモン量をコントロールして、排卵を抑制し、妊娠した時と同じような状態を作ることで、妊娠を防ぐことができます。
アメリカで公表されたピルのガイダンスでは、避妊に失敗した比率はわずか0.1パーセントで、コンドームなどよりも高い避妊効果を得ることができるといえます。
強制的に妊娠した状態を作り出しますから、副作用としてつわりに似た副作用がみられることがあります。
また服用当初には不正出血がみられることもあり、ほとんどの場合すぐに症状は治まりますが、出血量が多い場合などには、医師と相談して、ピルの種類を替えたり、使用を中止するようにしましょう。
ピルは避妊効果が高い薬ですが、40歳以上の女性は血栓などのリスクが高くなるため、慎重に使用する必要がありmす。
またたばこを吸う女性の場合にも、血栓のリスクが高くたるため、使用できないことがあります。
そのほかにも、以前にピルを服用してアレルギーを起こした人や、エストロゲン依存性のガン患者、原因不明の異常出血がある人、血栓にともナウ病状がある人、妊娠中や授乳中の人、高血圧の人などは医師の判断によって使用できないことがあります。
健康状態に問題がなければ、ピルを服用することはできますが、ただ、友人のものを借りて飲むという行為は危険なので、初めて服用する場合には、医師が処方したものを飲むようにしましょう。

薬と女医のイラスト